6.江袋教会(えぶくろきょうかい)

2025年05月20日

 五島列島、中通島の曽根郷に建つこの「江袋教会」は、

明治15年(1882年)パ外国宣教師会ブレル神父指揮のもと建設された。

教会の保護者は「イエスのみ心」で、木造の素朴なつくりの単層屋根で

内部もシンプルな寄棟造りである。

基本的には日本の伝統技術で設計され、尖塔アーチの窓や

鎧戸などを備えることによって洋風の感じに仕上がっている。

木造の教会堂では国内最古とされていたが、2007年(平成19年)2月、

火災により焼損したので、 柱や梁などの残存部を生かしての

修復工事が行われ、2010年(平成22年)5月に献堂式が行われた。

◎住所:長崎県南松浦郡新上五島町曽根郷195-2