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五島列島、中通島の岩瀬浦地区に流れる「廬山の滝」は
別名「夫婦滝」と呼ばれており、その名の通りふたつの滝が合流しており、
この二瀑がおりなす渓谷の眺めは素晴らしいものです。
県道211号線の途中に「廬山の滝」と立て看板があり、そこに滝の全景を
眺められる展望所があります。
「廬山の滝」の名称は、今から300年ほど前、中国人がこの地を訪れ、
この景勝地を眺めた時、その様子が、あたかも母国の江西省北部にある
滝に類似していることから名付けられたと謂われています。
この滝の下流には「瀑布山廬山寺」と云うお寺があります。
「廬山橋」と云う橋を渡って、すぐに右下へと降りる枝道があり、
そこから入るのですが、道が狭くて車では困難なので、徒歩で行くことを
お勧めします。
この寺には、この中国人が残した「香炉」があるといいます。