5.赤波江教会(あかばえきょうかい)

2025年05月21日

 五島列島、中通島の立串郷に建つこの「赤波江教会」は、

明治17年(1884年)に初代が建築された。

今の教会は昭和46年(1971年)に建てられたもので、

教会の保護者は「聖ヨセフ」。

フランス人宣教師、マルマン師が明治10年(1877年)に

初めて「赤波江教会」を巡回した時の洗礼簿があると言われており、

それによると、当時の信者達がたとえ僻地であっても、

比較的自然条件良い平地と湧水のあるこの場所を見つけて

移住したことが伺える。

急斜面に建つこの教会は、津和崎方面からも見ることもでき、

赤い屋根が特徴の教会である。

◎住所:長崎県南松浦郡新上五島町立串郷1899