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五島列島の野崎島に建つ旧野首教会は、野崎島の中心に位置し、
小高い丘の上のレンガ建築の教会です。
教会が建つ「野首集落」は潜伏キリシタンが移り住んだと言われる集落で、
野崎島にかつてあった3つの集落のうち、舟森集落と共に信仰が深かった地域とされています。
旧野首教会は、集落に住む信者たち17世帯が費用を出し合い、
数年をかけて建てた本格的なレンガづくりの教会です。
禁教の時代には、野首と舟森集落の50数人全員が
平戸に護送されたと云う厳しい弾圧を受けながらも
信仰を守り抜き、長年の苦難を耐え抜き信仰の自由を
手に入れた人々の、精神性の象徴ともいえる教会でしょう。